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花見の場所取り

できるだけいい場所で花をみたいというのが、誰しも考えることです。

人の少ない場所や山桜などの観賞なら、少し遠くから見たり、歩いてみたり、いろいろの楽しみ方をする余裕があるのですが、人が多く集まるところへの場所取りは、とにかく意地汚い場所取り合戦になってしまいがちです。

花を見に行ったのに、人を見に行くなんて本末転倒なことにならないように、場所取りが必要だと考える人も多いでしょう。特に春の歓迎会シーズンとも重なって、会社や学校の若い人が最初にする仕事として、お花見の場所取りを任されることもあるようですね。

さて、桜はとてもデリケートな植物です。60年という寿命の短さも、短い開花からも、そのはかなさが人の心をぐっと引き付ける理由でもあります。ですからよく考えればわかることののですが、樹木を痛めることはタブーです。

樹の際に場所が取れたグループが、幹にもたれかかるのは気になりますね。枝にロープやモノを引っ掛けることは、もってのほか。離れた場所から花を楽しむ人にも迷惑になります。

真下から花を見上げる美しさも楽しみたい気持ちは分かるのですが、根も非常に弱いのです。桜の根は広がるため、隣家の塀を壊したり、舗装を持ち上げたりすることもあるのですが、浅いところに太い根が這うため、傷つきやすく生育障害が起こりやすいのです。

特にお花見の時期、利用者が多い公園などで、知らず知らずのうちに根っこの上を踏み固めたため、酸欠状態になり樹木の調子が悪くなることがよくあるそうです。

シートなどを広げて花見をする時には、桜の根元を避け、遠くから愛でるようにしましょう。

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